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las tonterias de una soñadora

懐かしいというけれどその時代を知らない

朝、夜勤生産分のサンプルチェックをしていたら、
現場に出入りしている、外注のお兄さんが寄ってきた。
挨拶はするんだけど、ほんまに興味がないから、
名前、知らないんですけど…

「土曜の夜、三宮にいたでしょ~」って。
どきっ
神戸でも誰かに会うのか…
「すみません、気が付かなくて」と謝った。
ほんまに興味ないんやもん。

会社には、ウン千人いるそうです。
近くのショッピングモールで誰かに会うのは毎回のように。

逆に良かった、コソコソしてなくて。

そんな今日。師匠が、おばあちゃんになりました。
初孫だけど息子の子だから、と、
ちょっと意地をはってるのが、みえみえ。
3時休憩に、隣の建屋から、500m歩いて写真を
見せに来てくれました。

缶コーヒーで、乾杯!

まんまるの、たこ焼きみたいな男の子。
唇が、見事に、師匠→ご子息→孫 と遺伝中。
孫ながら「かわいいかわからない」と正直な弁。
退社時駐車場までの道のりに、
会えるわくわく感がおもしろかった。

明日また写真を期待してます。


で。
川上澄夫トランプを買いました。
2シリーズあって、そりゃあもちろん。
丸テーブルに、タイルみたいに敷き詰めました。
懐かしいというけれどその時代を知らない_f0113136_2385418.jpg

とても、落ち着きません。
金魚がいる、これってオリエンタルやわ、とか。

販売元は、奥野かるた店。
学生時代、その手の大人のおもちゃが好きで
神保町まで伺いましたよ。
花札とか、とういうものを眺めに。

で、奥野さんのサイトを見ていたら、
古書のコーナーに、
あった、
『川上澄夫全集』!!! 全14巻!!!
懐かしいというけれどその時代を知らない_f0113136_23142839.jpg

一巻に、あの、あの、
「初夏の風」が!!!

ゆっくり眺めたり、
ぱらぱらめくったり。
ありきたりな表現で、なんとなく、懐かしい気がする。

日曜歩いた神戸の街やら古い建物を見て
懐かしいわぁ、川上澄夫の世界やわぁと思ったりするんだけど
それは、新田次郎と藤原正彦親子の『孤愁』で読んだ神戸のあのへん、
川上澄夫の横浜とは違うよね、と思ったり
でもその時代を知らないのに、
絵で見たことを思い出して懐かしいのか
本で読んだから懐かしいのか、
その時代に生きていないのに発してしまう「懐かしい」っていう表現を、
できればやめたいなぁと思ったりしたのでした。



by koumetantotonta | 2015-01-22 23:35 | 新しい暮らし

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